英作文や文法の課題を見直すとき、答え合わせだけで終わると「結局どこが弱いのか」が残りやすい。そんなときは、AIに正解を聞くより先に、自分の英文の直し方を整理させると復習が進みやすい。
たとえば、学校の英作文で「主語は合っているのに時制がずれる」「同じ単語を何度も使ってしまう」「言いたいことは伝わるけれど不自然」といった悩みがあるなら、AIは答えを丸ごと作る道具ではなく、自分のミスの型を見つける相手として使うのが向いている。
まずは自分の英文をそのまま見せる
最初にやることは、きれいに書き直した英文を見せることではない。直前の下書きをそのまま入れる。間違いが残っている文のほうが、AIは直しやすい。
以下の英作文を、高校生向けに直してください。
やりたいことは変えず、どこをどう直したかを日本語で説明してください。
さらに、今回のミスの傾向を一言でまとめてください。
I like study English because I can talk with foreign people.
この聞き方だと、ただ正しい文を返すだけでなく、「なぜこの形になるのか」まで確認しやすい。英作文の復習は、完成形よりも直した理由を覚えたほうが次につながる。
次に、出力の形をそろえる
AIの返答が長すぎると、読むだけで終わってしまう。だから、最初に出力の形を指定しておくと扱いやすい。
次の順番で答えてください。
1. 直した英文
2. 直した理由
3. 似たミスを防ぐコツ
難しい説明は少なくして、高校生が明日もう一度使える形でまとめてください。
この形にしておくと、英語が得意でない人でも読み返しやすい。ノートに写すなら、全文よりも「直した理由」と「防ぐコツ」だけ残すほうが実用的だ。
最後に、自分の言葉で一文だけ作り直す
AIの添削を見たあと、そのまま終わらせずに、似た内容で一文だけ作り直す。ここまでやると、ただの添削ではなく練習になる。
上の直し方を参考にして、同じ文法ポイントを使う別の例文を一文だけ作ってください。
意味は似せてよいですが、単語は少し変えてください。
ここで自分でもう一度書くと、「読んだら分かったつもり」を防ぎやすい。英語は見ているだけより、短くても自分で使ったほうが身につく。
気をつけたいこと
AIの英文が自然に見えても、必ずしも授業や試験でそのまま使えるとは限らない。特に、教科書の表現、先生が授業で強調した言い回し、入試でよく見る書き方は、最後に手元の教材で確認したほうが安心だ。
また、AIに最初から答えを全部作らせると、復習が浅くなることがある。迷ったら、答えを聞く前に自分の英文を出す。この順番だけでも、学び方はかなり変わる。
今夜は、宿題かノートの英作文を一つだけ選んで、そのままAIに見せてみるといい。直し方の理由が一つ分かれば、次の文で同じ失敗を減らしやすい。


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